上品な味わいの中に、和の職人技が潜む。餡に使用する「まるみ豚」に練り込まれているのは、秘伝のタレ。鶏ガラや魚介、香味野菜をじっくり煮出し、天然の旨みを凝縮し作られている。絶妙なバランスで重なり合う、素材本来のおいしさ。具の中には背油を不使用。ダシをベースとした口当たりの良さに何個でも食べられる。

明治6年に建設され、現在の建物は昭和7年に建てられた2代目。近世ゴシック様式の重厚な外観と装飾が印象的な宮崎県庁。平成29年には国の登録有形文化財 に登録されました。無料の団体向け県庁ツアーも行っています ( 要予約 )。

定番の焼き餃子から変わり種まで、オリジナリティ溢れる餃子が話題の人気店。県産豚や鶏肉、自家農園で採れた野菜など、宮崎県産にこだわって作られる餡には、自家製ダレが練り込んであり、しっかりとした味わいが感じられる。いろいろな具材と食感の餃子を、４種類のタレ（酢醤油、味噌、レモン岩塩、自家製ポン酢）で堪能できるのが嬉しい。

宮崎餃子の老舗「黒兵衛」での修行を経て、2019年にオープン。自家製の餡と皮にこだわり、一つひとつ丁寧に手包みする。具材には宮崎県産のキャベツ・玉ねぎ・ニラ・合い挽き肉に、青森県産のニンニクを使用。キツネ色の焼き目を付けた皮はパリパリながら、食感はモチモチ。餡の野菜を多めにすることで、あっさりとした優しい味に仕上がる。

一つひとつ丁寧に手作りされる幅３センチ程度の一口餃子には、豚肉、レタス、にら、にんにく、タマネギ、ショウガで作られる餡がぎっしり。餡は濃い目の味付けで、隠し味の柚子胡椒が、国産豚と野菜の甘みの中にピリッと感じ、ビールにぴったり。レモン果汁で食べるとサッパリとしてオススメ。